錦織 キレッキレサーブで8強入り「ここ数大会で一番良かった」

[ 2021年3月19日 05:30 ]

ドバイ選手権 第4日 ( 2021年3月17日    ドバイ )

シングルスで8強入りを果たした錦織(共同)
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 シングルス3回戦で世界ランキング41位の錦織圭(31=日清食品)は同59位のアルヤジ・ベデネ(31=スロベニア)に6―4、6―4で快勝し、ツアー大会で今季2度目の8強入りを果たした。準々決勝は19年4月のバルセロナ・オープン以来の4強入りを懸けて、予選から勝ち上がった世界81位のロイド・ハリス(24=南アフリカ)と初対戦する。

 錦織が安定感抜群のサーブで初対戦のベデネを崩した。2回戦の2倍以上となる9本のエースを決め、ダブルフォールトなし。第1セットは第1サーブが入った時の得点率が驚異の100%を記録し「第1セットは完璧。特にサーブはここ数大会で最も良かった」と自賛した。

 大会中は試合後にマックス・ミルヌイ・コーチから試合のポイントを整理したメモを渡されているという。同行していないマイケル・チャン・コーチとも連絡を取り合い修正を重ねながら今季2度目の8強入り。1大会で3勝するのは19年7月のウィンブルドン以来で「かなり大きな進歩。今のレベルでトップ10の選手とも十分に戦える」と自信を口にした。

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2021年3月19日のニュース