多田、男子60m大会新6秒56で連覇!桐生は左膝裏に違和感を訴えて決勝棄権

[ 2021年3月19日 05:30 ]

陸上日本室内選手権 最終日 ( 2021年3月18日    大阪城ホール )

大会新記録で男子60メートルを連覇した多田修平(撮影・北條 貴史)
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 男子60メートルは多田修平(24=住友電工)が昨年樹立した大会記録6秒58を予選、決勝で2度更新し、6秒56の大会新で連覇した。桐生祥秀(25=日本生命)は予選を全体5番目の6秒70で通過したが、決勝は左膝裏の違和感で棄権。男子走り幅跳びは、橋岡優輝(22=日大)が室内日本記録を22年ぶりに更新する8メートル19で優勝した。

 桐生は男子60メートル決勝を棄権した。1カ月ほど前から左膝裏に違和感を訴えていたという。予選はテーピングを施して走り、6秒70で3組1着。本人に代わり取材対応した土江寛裕コーチは「痛みではないが強く違和感を抱いたので」と説明した。大会前の沖縄合宿では「予定していた以上」にトレーニングを積めていたという。土江コーチは「大事な年なので、五輪に向けてきちんと走れる計画を立てたい」と話した。

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