高橋大輔 今年の目標は「全日本チャンピオン」 こだわりのリノベ物件完成でPRも

[ 2021年1月15日 04:00 ]

自身がデザインに携わったリノベーション物件完成を記念し、代表取材に応じたフィギュアスケート・アイスダンスの高橋(スカイコート提供)
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 フィギュアスケート・アイスダンスで村元哉中(27)と組んで22年北京五輪出場を目指す高橋大輔(34=関大KFSC)がマンション経営のスカイコート社とコラボしたリノベーション物件完成を記念し、14日までに代表取材に応じた。

 高橋がトータルコーディネートした1Rマンションの初リノベーション物件は東京都港区内に完成。「色遊びができる部屋」をテーマに青とピンクを組み合わせたデザイン。練習拠点の米フロリダまでカラーサンプルを取り寄せるなど約1年かけたこだわりの部屋となった。シャワーブースにもこだわり、SNSやリモートワークの際にも映えるという。「写真やオブジェ、絵画などいろんな色を受け入れやすいので、遊びやすい部屋になっていると思う。ぜひ住む方にはいろんなものを飾っていただきたい」とPRした。

 高橋にとって住居はいやしの空間。「住まいのことは子供の時から好きなことであり、めったにない機会をいただいたこのプロジェクトは本当にやりがいと充実感がありました。また本業のスケートとは別の時間を持つことで、双方に発見があり、リフレッシュにもなり、いい相乗効果があったと思います」と振り返った。

 アイスダンス挑戦1年目の昨年はコロナ禍でフロリダのリンク閉鎖や試合数の減少など厳しさも味わった。それでも「できないことができるようになっていく日々の喜びは大きく、時間のない中、デビューもできた。自分たちはできるんだという気持ちを持て、次につながる1年となった。点数をつけるなら90点です」と前を向く。

 昨年の全日本選手権は初出場で準優勝。今年の目標については「全日本チャンピオンになること。北京五輪に行くには、それは絶対条件なので、表彰台の真ん中に乗ることが抱負であり、最大の目標です」と力強く語った。

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2021年1月15日のニュース