奈紗35位発進 パットに苦戦も「感覚凄くいい」 ペリカン女子選手権

[ 2020年11月21日 05:30 ]

第1ラウンド、ティーショットを放つ畑岡
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 米女子ゴルフのペリカン女子選手権は19日、フロリダ州のペリカンGC(6353ヤード、パー70)で第1ラウンドが行われ、畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で首位と7打差の35位発進となった。73で回った上原彩子(36=モスバーガー)は63位。8月のAIG全英女子オープンを制したソフィア・ポポフ(28=ドイツ)が64で首位に立っている。

 3位に入った10月の全米女子プロ選手権以来、約6週ぶりとなる米ツアー。畑岡は最も警戒していたグリーン上で33パットと苦戦し、1オーバーの71とスコアを伸ばせなかった。15番ではロングパットがグリーンからこぼれ落ち、ダブルボギー。それでも「(パットの)感覚は凄くいい」と悲観する様子はなかった。初開催の新設大会で、海から近いコースでは変則的な風が吹く。「なかなか第2打以降で縦の距離が合わなくて、チャンスというチャンスが意外と少なかった」と分析し、「自分らしいプレーをできたらいい」と巻き返しを期した。

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2020年11月21日のニュース