NBAのFA交渉がスタート ウィザーズのウォールは移籍を希望か?レイカーズはハレル獲得

[ 2020年11月21日 15:48 ]

移籍を希望していると報じられたウィザーズのウォール(AP)
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 NBAは20日からFA交渉がスタート。八村塁(22)が所属するウィザーズは、昨季15・4得点をマークし、42・4%という3点シュートの成功率を記録したラトビア出身のフォワード、ダビス・バターンズ(28)と5年、8000万ドル(約83億2000万円)で契約を延長し、昨季バックスに在籍していたセンター、ロビン・ロペス(32)との契約に合意した。

 ただし2010年のドラフト全体トップ指名選手で、左足アキレス腱の断裂で昨季を全休していたポイントガードのジョン・ウォール(30)が移籍を希望していると報じられ、リーグ2位の30・5得点を挙げたシューティングガードのブラドリー・ビール(27)同様に去就が注目されている。

 一方、10季ぶり17回目のファイナル制覇を達成した王者レイカーズではプレーオフで活躍したセンターのドワイト・ハワード(34)が、ベテラン最低年俸の260万ドル(約2億7000万円)で76ersに移籍。ただし昨季クリッパーズでシックスマン賞に輝いたフォワードのモントレズ・ハレル(26)、さらにバックスの先発シューティングガードだったウェズリー・マシューズ(34)との契約で合意に達しており、サンダーからトレードで獲得したドイツ出身のポイントガード、デニス・シュルーダー(27)に続いて実力派のベテランの獲得に成功した。

 ケビン・デュラント(32)とカイリー・アービング(28)を擁してV候補の一角に挙げられているネッツでは、昨季14・5得点と3P成功率で42・4%を記録したジョー・ハリス(29)が4年、7500万ドル(約78億円)で契約延長に合意。キングスは21・1得点をマークしたポイントガード、ディアーロン・フォックス(22)とインセンティブ別で5年、1億6300万ドル(約169億5000万円)で契約に合意し、同選手の残留が決まった。

 なお昨季グリズリーズでプレーした渡辺雄太(26)はマイナーGリーグとの「2―WAY契約」が終了しており、今後の交渉が注目されている。

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2020年11月21日のニュース