マーメイドジャパン 新様式で「空手2020」初披露 無観客で1年4カ月ぶり実戦

[ 2020年11月13日 05:30 ]

アーティスティックスイミング 日本選手権第1日 ( 2020年11月12日    山口きらら博記念公園 )

チームテクニカルルーティン(TR)で「空手2020」を披露する乾(左端)ら日本代表(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 コロナ禍で無観客で開幕し、チームテクニカルルーティンに東京五輪日本代表(乾、吉田、福村、安永、塚本、京極、木島、柳沢)がオープン参加した。昨年7月の世界選手権(韓国・光州)以来1年4カ月ぶりの実戦で、五輪で採用予定の新演目「空手2020」を初披露。関係者やジャッジらの視線を浴び、エースの乾は「人前で演技するのが好きでASをやっているんだなと改めて感じた」と感慨深げだった。

 通常は演技前に選手全員で手をつなぎ、声を出して気合を入れるが、感染予防対策としてアイコンタクトのみ。井村ヘッドコーチは「待ちに待っていた大会。無観客が異例だとは思わない。これが今の試合のあり方」と指摘。隊形が広かったことを課題に挙げ「集団としての迫力がなかった。水の中ではソーシャルディスタンスを取れとは言ってないのに…」と苦笑いした。

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2020年11月13日のニュース