話題の新ブランドから革新的ドライバーヘッドが登場

[ 2020年11月13日 05:30 ]

重心距離を長めに設定した「Type―A」
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 「あなただけの飛びをチューンナップする。」――新ブランド「VATIC GOLF(バティックゴルフ)」が立ち上げられた。「バティック」とは「VICTORY+AUTOMATIC」の造語で「このクラブはあなたを自動的に勝利へと導く」という意味が込められており、革新的技術とデザインで商品を展開する予定。その第1弾として6日に発売されたのが、自分のスイングに合わせてチューンアップするドライバーヘッド「VATIC」だ。

 2タイプがラインアップされており、重心距離を長めに設定した「Type―A」(税別7万2000円)はネック、ボディー、フェースで目的に合わせた3種類のチタン素材を採用。ウッド型ヘッドでありながらライ角、ロフト角のネック調整ができる。
 重心距離が短めに設定された「Type―C」(同7万7000円)はクラウン部分に比重の軽いカーボン素材を採用し、最適重心設計が可能に。可変構造のネックは8通りのライ角、ロフト角調整ができる。
 両モデル共通の特徴は大きく2つ。1つ目は4種類のウエートを2カ所のシリンダーに装着する「ローディングウエイトシステム」の採用だ。①アルミ製1グラム②ステンレス製2・5グラム③タングステン製5グラム④タングステン製6グラムの組み合わせによるウエート配分とロフト角、ライ角の調整によって、打ち出し角と方向性、スピン量をチューンアップしてスイングを変えずに弾道矯正ができる。キャッチフレーズ「1グラムのベストフィット」の通り、自在にボールをコントロールできるはずだ。
 2つ目はその名も「ORIGAMI構造」。折り紙工学に基づいて設計された「ORIGAMI BACKソール」がインパクトの瞬間に大きく変形し、ボール初速を最大限に高める。ソール後方部分を変形しやすくすることによって、ソールのフェース近傍部分の変形が抑えられ、フェースの変形が大きくなることによってボール初速がアップする仕組みだ。
 この秋は革新的ドライバーヘッドで「あなただけの飛び」をチューンアップしてはどうだろうか。

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