前田マヒナ 松田ら抑えて1位通過「7点の波に乗れたのはラッキー」

[ 2020年11月3日 05:30 ]

サーフィン・ジャパンオープン第2日 ( 2020年11月2日    千葉・釣ケ崎海岸 )

ジャパンオープン女子3回戦、ターンで水しぶきを上げる前田
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 サーフィン・ジャパンオープンは男女3回戦までが行われ、女子は昨年のワールドゲームズ(WG、世界選手権に相当)日本代表の前田マヒナ(22)が1組に登場し、11・30点(7・17、4・13)で1位通過。同組で前田とともに昨年WG代表だった脇田紗良(18)、東京五輪条件付き出場権を得ている松田詩野(18)との争いを制した。3日は、男女決勝が行われる。

 強力なライバルたちを抑えた前田は、1本目の波乗りから切れ味鋭いターンを見せて7・17点をマーク。「7点の波に乗れたのはラッキー。うれしかった」と笑みを浮かべた。大会前は故郷の米ハワイで、本場の大波を乗りこなすことを想定したパワー強化に努めてきた。今大会は東京五輪最終予選を兼ねる来年のWG(エルサルバドル)の代表選考会で、男女の優勝者がWG代表となる。「今回はバックアップ(2本目の)スコアが出なくて悔しかった。次は4点以上を出したい」と次戦に向けて、気を引き締め直した。

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