鍵山優真17歳、衝撃“シニアデビュー”いきなり世界歴代9位相当SP98.46点

[ 2020年10月4日 05:30 ]

フィギュアスケート関東選手権第2日 ( 2020年10月3日    茨城・山新スイミングアリーナ )

シニア男子SPで高得点を叩き出し、オンライン取材を受ける鍵山
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 男子ショートプログラム(SP)で昨季のユース五輪金メダリスト・鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が国際連盟(ISU)非公認記録ながら98・46点をマーク。シニア本格転向後最初の試合で、ルール改正後の世界9位相当の好記録で衝撃デビューを飾った。同じく初陣となった佐藤駿(16=フジ・コーポレーション)は77・90点だった。

 思わず両手を叩き、鍵山は喜びを爆発させた。本格的にシニアに転向しての初演技。98・46点という最高の滑り出しとなり「正直ビックリしている。あと2点で100点」と笑った。ルール改正が行われた18~19年シーズン以降のSPに当てはめると、世界9位相当となる高得点だった。

 SPの演目はシルクロードをイメージした「Vocussion」。独特なリズムに乗り、冒頭の4回転サルコー―3回転トーループを完璧に決めた。出来栄え評価(GOE)で3・88点の加点を引き出すと、続く4回転トーループ、3回転半も質の高いジャンプを並べてみせた。

 昨季は全日本選手権のシニアで3位。今季、本格的に転向したホープは伸びしろ十分だ。SP初披露となった9月のアイスショーから、カナダ在住の振付師ローリー・ニコル氏とリモートでつないで、連続ステップにアレンジを加えた。「爪先を突くステップが多くてつまずいた」と四苦八苦しながら練習を積んだ。この日はジャンプにミスはなかったが、最高レベル「4」のステップは「2」にとどまった。「ステップで足が引っ掛かり、レベルを落としているのが課題」。シニアとしての上質な演技を見せるため、冷静に見つめ直した。

 未完成ながら高得点を叩き出し、幕を開けたシニアの道。「試合を重ねるごとに点数を上げていけたら」とうなずいた鍵山は「フリーは去年から4回転も増えてしんどいと思うけど、最後まで諦めないでやりたい」と言う。きょう4日のフリーで真価を証明する。

 ◆鍵山 優真(かぎやま・ゆうま)2003年(平15)5月5日生まれ、神奈川県横浜市出身の17歳。92年アルベールビル、94年リレハンメル両五輪男子シングル代表の父・正和さん(49)の影響で幼い頃からスケートに親しみ、5歳から本格的に競技を始める。19年全日本ジュニア選手権優勝、全日本選手権3位。20年にはジュニアながら出場した四大陸選手権で3位。星槎国際高横浜在学中。特技は縄跳び。趣味はゲーム、音楽鑑賞。1メートル60。

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