青山・柴原組、逆転16強入り「最後まで諦めなかった」初の8強へ弾み

[ 2020年10月4日 05:30 ]

テニス 全仏オープン第6日 女子ダブルス2回戦 ( 2020年10月2日    パリ・ローランギャロス )

女子ダブルス2回戦で勝利し喜ぶ青山(左)、柴原組
Photo By 共同

 全仏オープン第6日の2日、女子ダブルス2回戦が行われ、第7シードの青山修子(近藤乳業)柴原瑛菜(橋本総業)組がコルネリア・リステル(スウェーデン)シェルビー・ロジャース(米国)組に6―7、6―2、7―6で逆転勝ちし、16強入りした。男子シングルスで4連覇を狙う第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は3回戦でステファノ・トラバリア(イタリア)にストレート勝ちした。

 降雨中断もある中で、何度も劣勢をはねのけた。巧みなプレーで引っ張った32歳の青山が「最後まで諦めないでやり続けようという気持ちだった」と言えば、力強いショットが武器で22歳の柴原も「お互いを信じていいプレーをすれば勝てると思ってやった」と胸を張った。

 第1セットのタイブレークを落としたが、2セット目は、0―2から6ゲームを連取。最終セットも1―4から追いすがり、タイブレークは2―4の窮地から5連続ポイントを奪った。昨年のペア結成後、初の4大大会8強入りへ勢いづく逆転劇だった。

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2020年10月4日のニュース