トップリーグ概要発表 太田チェアマン「歴史も振り返りながら次へ」

[ 2020年9月28日 15:12 ]

ラグビー・トップリーグの太田治チェアマン
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 「ジャパンラグビー・トップリーグ2021」の大会概要発表会見が28日にオンラインで行われた。21年1月16日開幕となる新シーズンの日程が決まり、新リーグ移行前のラストシーズンは変則2ステージ制を導入。太田治チェアマンは「なんとかここまで来られて、うれしく思っている。W杯が終わって盛り上がった状況を22年につなげる。(TLは)17年間やりました。歴史も振り返りながら次につなげていく」と語った。

 第1ステージは16チームを2地区に分けて各8チーム1回戦総当たり戦。その成績を基にトップリーグチャレンジ上位4チームを加えた20チームが4組に分かれる第2ステージを行い、その後トーナメント方式のプレーオフを開催。開催方式の経緯について太田チェアマンは「さまざまな用件でやれる時期が1~5月の19週のスケジュール。25チームをいかに入れるか仕組みを考えた」と語った。

 新型コロナウイルス感染防止策も講じる。各チームにはPCR検査を義務付ける予定。「大会中はガイドラインを策定中。それを厳守してもらう」として観客数も制限付きとなり、現在は各会場の席やレイアウトを調査中という。チケット販売と同時期の11月初旬に概要を発表するという。

 新型コロナウイルスの影響による試合の中止など懸案事項もあるが、1~5月の限られた日程の中で柔軟に対応していく。「(大会の)フォーマットを変える選択肢もある。(コロナの)第3、4波になって難しい場合はフォーマットを変える」と語った。

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2020年9月28日のニュース