ナゲッツが11季ぶりに西地区決勝へ進出 1勝3敗からの2シリーズ連続突破は史上初

[ 2020年9月16日 12:47 ]

勝利を喜ぶナゲッツのヨキッチとマーリー、マローン監督(AP)
Photo By AP

 NBA西地区準決勝のクリッパーズ対ナゲッツの最終第7戦が15日にフロリダ州オーランドで行われ、第3シードのナゲッツが最大12点差をはねのけて104―89(前半47―63)で第2シードのクリッパーズに3試合連続で逆転勝ち。シリーズ成績を4勝3敗として、11季ぶり通算4回目のNBA西地区の決勝進出を果たした。

 ナゲッツがプレーオフの第7戦に臨んだのは昨季の1回戦(対スパーズ)と地区準決勝(対トレイルブレイザーズ)、今季の1回戦(対ジャズ)を含めてNBA史上初となる4シリーズ連続。2回連続で1勝3敗からシリーズをひっくり返したのも史上初めてで、負けたら終わりの試合を6回しのいで地区決勝に駒を進めた。

 最終戦ではガードのジャマール・マーリー(23)が6本の3点シュートなどでこのシリーズでは最多の40得点をたたき出し、センターのニコラ・ヨキッチ(25)は16得点、22リバウンド、13アシストで今ポストシーズン初のトリプルダブルを達成。ヨキッチは2スティールと3ブロックショットも記録するなど攻守両面でインサイドを支えた。

 ナゲッツは1967年にNBAの対抗組織だったABAにデンバー・ロケッツとして誕生し、1974年にナゲッツに改名。ABA最後のシーズンとなった1976年に「ABAファイナル」に進出しているが(ジュリアス・アービング所属のネッツに2勝4敗)、過去に経験したリーグの王座決定戦はこれ1回のみ。「NBAファイナル」の経験はないが、今季は悲願の初優勝に向けてまだ可能性を残している。

 昨季にラプターズをファイナル初優勝に導いたカワイ・レナード(29)は14得点、ポール・ジョージ(30)は10得点どまり。2人のフィールドゴール(FG)成功率は26・3%と低調で、勝負どころの第4Qでは2人で11本のFG(うち3点シュートは7本)をすべて外した。シックスマン賞受賞のモントレズ・ハレル(26)は20得点を稼いだものの、後半のスコアは33―と50と精彩を欠いた。

 クリッパーズは勝てばバファロー・ブレーブス時代を含め、チーム発足49シーズン目で初の地区決勝進出だったが、3勝1敗と王手をかけながら敗退。地区準決勝は通算8回目だったが、またしても“厚い壁”の前に阻まれた。第5戦は16点、第6戦は19点、そして第7戦は12点のリードを守れず3戦連続の逆転負け。ダメージの残る地区準決勝となった。

 なおレイカーズとナゲッツが顔を合わせる西地区決勝は18日からスタート。今季の成績ではレイカーズが3勝1敗と勝ち越している。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2020年9月16日のニュース