新大関・朝乃山、不覚の連敗　千秋楽は真価が問われる一番に

大相撲7月場所14日目 （ 2020年8月1日    東京・両国国技館 ）

照強（右）に足取りで敗れた朝乃山（撮影・島崎忠彦）
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　逆転優勝を狙う朝乃山が照強に不覚を取った。立ち合いで踏み込み前に出たが、足を取られて背中を叩きつけられた。単独首位の照ノ富士が2番前で敗れていたが、同じ伊勢ケ浜部屋の平幕相手に敗れ1差に逆戻りした。

　照ノ富士に敗れて言葉を残さず国技館を後にした13日目と同じように、新大関はこの日も無言。千秋楽は結びの一番で3敗で並ぶ正代戦が組まれた。相手は優勝争いトップに立つ元大関を破って乗りに乗っている。新大関の真価が問われる一番になりそうだ。