森五輪組織委会長 無観客開催に否定的「国民全体が共感するのがスポーツイベントだ」

[ 2020年7月22日 05:30 ]

インタビューに答える東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長
Photo By 共同

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は21日、来夏に延期となった大会の無観客での開催に否定的な見解を示した。

 共同通信のインタビューで「観客につらい思いをさせてはいけない。国民全体が共感するのがスポーツイベントだ」と述べた。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が観客の削減に言及したことについて「最悪の場合を想定して、そう言った」との認識を表明。その上で、ウイルス感染が収束せず、政府や東京都などと9月に設置する対策会議が観客削減を必要だと判断した場合には、検討せざるを得ないとの考えを明らかにした。聖火リレーについては従来計画の日程を維持するのが望ましいとの見解を示した。

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2020年7月22日のニュース