山本草太、原点回帰のフリー曲「8年越しに滑る」 全日本シニア合宿

[ 2020年7月21日 16:36 ]

<フィギュアスケート・全日本シニア強化合宿>練習する山本草太(代表撮影)
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 フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が21日、大阪府内で報道陣に公開された。オンライン取材に応じた男子で15年世界ジュニア選手権銅メダルの山本草太(中京大)はショートプログラム(SP)、フリーともプログラム曲を変更した。

 SP「黒い瞳」、フリー「ドラゴン」とも振付は宮本賢二氏が担当。「SPは華やかなプログラムというテーマ。きらびやかなイメージで滑りたい。フリーのドラゴンはノービスAで滑っていた。8年越しに滑る。編集も振付も変わっている」と明かした。

 今シーズンは練習拠点を名古屋から関西に変更。「全日本が終わって、何か大きく変えなきゃと感じた」とし、さらには大学休学で臨む。「スケートを追求していきたい思いで、そういう考えに至った」と覚悟をにじませた。

 2月には4回転ループ取り組んだというが、「向いていない」としてフリップ、ルッツの練習に着手。北京五輪のプレシーズンに向けて「試合数も減っていく中で、限られてくる。どの試合か分からないが、1つ1つ大切にして楽しみながら全力で頑張りたい」と語った。

 今回の公開練習は新型コロナウイルス感染防止のため、取材活動を制限。現地取材者は各社1名、スチールカメラは代表撮影で行われている。

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2020年7月21日のニュース