コロナとの戦い続く…ペ・ソンウが首位堅守!イ・ボミは第3R進出

[ 2020年5月16日 05:30 ]

<韓国女子プロ選手権>2日連続で首位を守ったペ・ソンウ(右)
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 コロナウイルスの世界的感染拡大後、世界のプロゴルフ界で初めて活動を再開した韓国ツアーの韓国女子プロ選手権(賞金総額30億ウォン=約2億7000万円)は15日、楊州市のレークウッドCC(6540ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。日本ツアー勢はペ・ソンウ(26)がこの日のベストスコア65で回り、通算12アンダーで初日からの首位を堅守。アン・ソンジュ(32)は通算3オーバーの88位、イ・ボミ31(31)は通算4オーバー、94位のギリギリで第3ラウンド進出を決めた。

 雨で軟らかくなったグリーンを味方に、昨季賞金ランク4位ペ・ソンウが一気にスコアを伸ばした。

 12番では6メートルを沈めるなど好調なパットで7バーディーを量産。先月24日に帰国後、2週間は自宅待機。調整不足から時折、左に出るショットに不安はあるが「チャンスが全部入りました」と日本でのオフに課題として取り組んだグリーン上の読みが的中した。2日間ボギーなしは参加150人中ただ一人。2016年以来の今大会2勝目へ快走を続けている。

 コロナ克服の一戦。会場内で最も多くの人が共有するピンに素手で触れるキャディーがいるなど、開幕を目指す日本ツアーにとっての課題も見えた。5月29日から中1週で再開第2戦の「E1チャリティーオープン」が開催予定だが、それも今大会が無事終了するという条件付き。コロナとの戦いも続く。

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