スーパーボウルMVPがバーチャル卒業式に出席 チーフスのQBマホームズが母校に貢献

[ 2020年5月16日 12:58 ]

母校のテキサス工科大のバーチャル卒業式に出席するチーフスのQBマホームズ(AP)
Photo By AP

 今年2月のNFLスーパーボウルで優勝してMVPにも選出されたチーフスのQBパトリック・マホームズ(24)が、母校テキサス工科大(テキサス州ラボック)のバーチャル卒業式(23日)に“OB代表”として出席することになった。

 AP通信によれば同大学ではバスケットボールのアリーナで卒業式を行うことになっていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大で施設は閉鎖。やむなくビデオ会議方式でのセレモニーに切り替えたが、そこに大学を代表する“超VIP”が出席することになった。

 マホームズは2014年から16年までの3年間、「レッド・レイダース」というニックネームを持つテキサス工科大に在籍。17年のNFLドラフトで1巡目(全体10番目)に指名されてNFL入りを果たしたが、3年生時には学業優秀な選手を対象とした「アカデミック・オールアメリカ」のセカンドチームに選出されるなど、文武両道のプレーヤーとして注目を集めていた。

 同大学のローレンス・ショバネッチ学長は「大学でもNFLでもスターダムを駆け上がっていったパトリックのことをレッド・レイダースの選手は誇りに思っているし、多くの学生も感化させた」とコメント。通常の形での式典を経験できない今年の卒業生にとっては、思い出に残る1日になるだろう。

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2020年5月16日のニュース