大関昇進確実な朝乃山 千秋楽から一夜明け「素直にうれしいです」

[ 2020年3月23日 15:14 ]

会見で高砂親方(左)と握手をする朝乃山
Photo By 代表撮影

 大相撲春場所で大関・貴景勝撃破を含む11勝4敗の成績を残し、大関昇進を確実にした関脇・朝乃山(26=高砂部屋)が千秋楽から一夜明けた23日、大阪市内の所属部屋宿舎で会見し「実感はあまり湧かない。でも素直にうれしいです」と頬を緩めた。「去年の5月場所で優勝した時のようにいろんな方からお祝いのメッセージをいただいた」。昨年夏場所の平幕優勝に匹敵する祝福の嵐となっているようだ。

 新小結だった昨年11月の九州場所で11勝4敗、新関脇だった今年1月の初場所で10勝5敗。春場所11勝4敗で直近3場所は計32勝。大関昇進の目安とされる三役で直近3場所33勝には1勝届かなかったものの、22日に番付編成を担当する境川審判部長代理(元小結・両国)が大関昇進を諮る理事会開催を八角理事長(元横綱・北勝海)に要請し、了承された。

 13日目に白鵬、14日目に鶴竜と横綱戦連敗で4敗となり「自分の中で(昇進は)ないと思っていた。悔いのないように残り一番を思い切りいくだけと切り替えた」。千秋楽に貴景勝を押し倒して11勝目を挙げ、その後に臨時理事会が招集されるとの知らせを受けた瞬間には「(大関昇進が)決まったんだなと思いました」。その喜びを、目を糸のように細くして振り返った。

 今後については「まだまだ課題がたくさんある。頑張らないと上の番付(横綱)には上がれない。しっかり稽古したい」と一層の精進を誓った。

 同席した高砂親方(元大関・朝潮)は「よく頑張った。11番(勝)で上げてもらってラッキー。ありがたい。(周囲が)朝乃山に期待しているということ」とねぎらった。さらに「優勝もあっさりするし、大関もワンチャンスで決めた。俺とは持っているものが違うな」と自虐気味に祝福しながら「それを生かすも殺すも自分次第。“実るほどにこうべを垂れる稲穂かな”ではないが、行動に注意し、稽古もしなきゃ」とハッパをかけた。

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