伊五輪協会前会長 開催再考を主張「10億ドルの契約などより、人間の生命はもっと価値がある」

[ 2020年3月21日 05:30 ]

 イタリア・オリンピック協会で14年トップを務めたペトルッチ前会長が19日、東京五輪開催の再考を求めた。

 死者の数が中国を上回る状況を受け「10億ドルの契約や保険など全て分かっているが、人間の生命はもっと価値がある」と主張。イタリア水泳連盟のバレリ会長も選手が満足に練習できない現状に「選手は時計のようなもので適切な調整が必要。4月になっても同じ状況で五輪のことを話すのなら、ばかげている」と吐き捨てた。

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2020年3月21日のニュース