【玉ノ井親方 視点】朝乃山、前進が逆転導く 攻めの速さ光った白鵬

[ 2020年3月15日 05:30 ]

大相撲春場所7日目 ( 2020年3月14日    エディオンアリーナ大阪 )

遠藤を小手投げで破った朝乃山(撮影・井垣 忠夫)
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 朝乃山は過去2勝6敗と分の悪い遠藤が相手だったが、よく体が動いていた。先に右を差して巻き替えられたものの、右でおっつけて前に出る。これが効いた。もろ差しを許し土俵中央まで押し返されながらも、右から小手に振って逆転勝ち。少々強引な投げにも見えたが、前に出て攻めていたから遠藤も残すことができなかった。朝乃山にすれば、納得できる相撲内容ではなかっただろう。でも、どんな形でも勝ちは勝ち。連敗しなかったのは大きい。

 注目の白鵬と御嶽海の一番は横綱の攻めの速さが光った。左で張って相手の出足を止め、すぐに上手を取って主導権を握った。御嶽海は中に入って先に攻めたかったが、左上手を許し、つかまえられたのが痛かった。引き出しの多い白鵬と対戦するときは、一歩でも先に自分の形になって攻めないと勝機を見いだすのは難しい。(元大関・栃東)

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