朝乃山、大関獲りへ絶好調 目安の「直近3場所33勝」まであと“9勝”

[ 2020年3月11日 05:30 ]

大相撲春場所3日目 ( 2020年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

大栄翔(左)を押し出す朝乃山(撮影・坂田 高浩)
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 大関昇進を狙う朝乃山が危なげなく白星を飾った。押し相撲を得意とする東前頭筆頭・大栄翔のまわしを取ることはできなかったが、突っ張りを冷静にさばいて押し込んだ。突いても強い姿を見せ、「前に前に攻めようという気持ちがあるので、自然に前に出ていった。落ち着いていたから相手が逃げる方向もよく見えた」と胸を張った。

 かつては苦手だった相手に1勝7敗からの3連勝と貫禄を見せつけた。大関昇進の目安「三役で直近3場所33勝」まではあと9勝。着々と看板力士への階段を上がる26歳は「自信はないけれど自分の相撲を取り切ることだけ考える。落ち着いて、焦らず取ることを自分に言い聞かせている」と話していた。

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2020年3月11日のニュース