中止、縮小、無観客…新型コロナ感染拡大で対応に追われる各スポーツ界

[ 2020年2月26日 05:30 ]

 ◆カヌー 3月25~29日にタイで開催されるスプリントの東京五輪アジア最終予選は開催される見通しだ。日本連盟の春園副会長は「現時点で大会をなくす話は出ていない。開会式や表彰式の規模を縮小する方向で話が進んでいる」と明かした。

 ◆陸上 東京五輪男子代表の残り1枠を争うびわ湖毎日マラソン(3月8日、大津市皇子山陸上競技場発着)の大会事務局は25日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、レース後の表彰式を中止すると発表。参加資格がフルマラソンで2時間30分以内などと制限されており、約300人が参加するレースは予定通り実施する方針。沿道での応援の自粛も求めている。

 ◆ラグビー トップリーグ(TL)開催が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止や延期、無観客試合を含めて検討されていることが25日、TL関係者への取材で分かった。きょう26日に会議を開き結論を出す見通し。1月に開幕したTLは第7節が2月29日、3月1日に控えている。

 ◆水泳 都内で常務理事会を開き、3月2~9日にロシアで実施予定だったアーティスティックスイミングの若手のジャンパー合宿の中止を決定。不要不急の会議も取り止める。東京五輪代表の選考会となる4月1~8日の日本選手権(東京アクアティクスセンター)は開催する方針。

 ◆ ボクシング 東京五輪アジア・オセアニア予選(3月3~11日)の男女代表11人が、成田空港から開催地ヨルダンへ出発。新型コロナウイルス感染拡大を受けヨルダン政府が入国制限に動いていることが判明し、予定より3日早い出発を決断。連盟の内田貞信会長がスタッフを含む23人分の旅費を立て替え航空券を確保したが、この日になって在日ヨルダン大使館から大会関係者の入国は問題ないとの連絡があったという。フェザー級代表の堤駿斗(東洋大)は「いつ出発してもいいように調整してきたので焦りはなかった」と話した。

 ◆卓球 Tリーグは3月14日に東京・両国国技館でレギュラーシーズン上位2チームが戦うプレーオフ(ファイナル)を予定していたが、広報は開催について「まだ結論は出ていない。検討中」とした。男子は東京と琉球、女子は日本生命と神奈川が進出している。

 ◆スポーツクライミング 日本山岳・スポーツクライミング協会はリード種目で日本一を争うジャパンカップ(3月7、8日、埼玉県加須市民体育館)を、新型コロナウイルスの感染拡大を受け無観客で実施すると発表した。販売済みのチケットは払い戻しに応じる。

 ◆柔道 関東選手権(3月1日、千葉県総合SC武道館)が新型コロナウイルスの感染拡大のため無観客で実施されることが25日、関係者の話で分かった。東京都選手権(3月15日、東京武道館)は検討中という。いずれも体重無差別で争う全日本選手権、全日本女子選手権の予選を兼ねる。3月上旬に東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施予定だった実業団女子合同合宿は中止される。

 ◆視覚障がい者柔道 3月8日に予定していた東京国際選手権の中止が決定。同9~11日の東京国際合同合宿も開催が見送られた。東京パラリンピックで上位を狙う強豪を含めて選手権は24カ国104人、合宿にも22カ国110人が参加を予定していたが、日本選手にとって世界のトップと交流する貴重な場が失われることになった。

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2020年2月26日のニュース