常翔学園「フラッシュラグビー」で大分東明のフィジー人留学生を飲み込むぞ

[ 2019年12月29日 15:47 ]

初戦の大分東明戦に向けスクラムの練習をする常翔学園・為房(中央)と福本(左) (撮影・奥 調)
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 第99回全国高校ラグビー大会のBシード常翔学園(大阪第2)が29日、大阪市内の学校で練習をした。30日の2回戦で大分東明(大分)と対戦する。1年からレギュラーで、高校日本代表候補のプロップ為房慶次朗主将(3年)は、「フラッシュラグビー」に自信を見せた。

 OBで、神戸製鋼V7時代の名手、大西一平氏の指導を受けて、この大会に向けて仕上げて来た戦術。素早い連続攻撃をしかけるために、ポジショニングなどの細部までこだわって練習をしてきた。大工大高時代からアタッキングラグビーを掲げているが、「もっと速く」と、高速の攻撃を追求した。

 「うちは毎年、FWが大きくて強い。FWでプレッシャーをかければ、どこかが空く。そこでバックスを生かしてトライを取りたい」

 主将の心の中は、攻撃に重心が傾いている。大分東明のフィジー人留学生、No・8ブル、CTBナホに仕事をさせないように、攻め続ける決意だ。

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2019年12月29日のニュース