太田、初戦敗退に涙「体はつくれていたし、時間がなかったとは思わない」

[ 2019年12月22日 05:30 ]

レスリング 全日本選手権第3日 ( 2019年12月21日    東京・駒沢体育館 )

男子グレコローマン67キロ級初戦で敗れた太田(手前)
Photo By 共同

 リオ五輪男子グレコローマン59キロ級銀メダルの太田忍(25=ALSOK)は同67キロ級で初戦敗退し、2大会連続の五輪出場が消えた。主戦場の60キロ級で後輩の文田(ミキハウス)が五輪代表を決め、3カ月で階級を上げて臨んだが「67の体はつくれていたし、時間がなかったとは思わない」と言い訳はしなかった。

 文田からもらった「東京で一緒に金を獲りましょう」という言葉に対し、「本当にうれしくて達成したいと思ってやってきた。果たせなくて情けない」と涙。今後は「続けるにしてもやめるにしても、時間をかけて決めたい」と話した。

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2019年12月22日のニュース