市口 定位置獲りへ「新打法」 ソフトボール女子日本代表合宿で存在感

[ 2019年12月14日 05:30 ]

ソフトボール女子日本代表の市口侑果内野手は打撃練習で汗を流す
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 ソフトボール女子日本代表が13日、沖縄県読谷村での合宿を公開した。米国のエース、アボット・キラーに名乗りを上げた市口侑果(27=ビックカメラ高崎)は、定位置獲りへ精力的に動いた。

 左の巧打者タイプで練習ではシャープな打撃を披露したが、11月のリーグ戦決勝トーナメントでは、トヨタ自動車に所属する世界一の左腕からサク越えを放った。「私はパワーで勝負しても通用しない。ボールの威力を利用して、軌道を合わせて振るだけ。やっと気付いた」。10月から1カ月取り組んだ新打法の成果だった。

 金メダルへの最大の敵に嫌なイメージを植え付けた二塁と遊撃を兼務する守備職人は、バットでも存在感を増している。

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2019年12月14日のニュース