三段目・元林、3場所連続全勝V 史上4位タイの序ノ口デビューから21連勝

[ 2019年11月23日 05:30 ]

大相撲九州場所13日目 ( 2019年11月22日    福岡国際センター )

元林
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 近大出身の三段目・元林が3場所連続全勝優勝を飾った。序ノ口デビューからの21連勝(優勝決定戦を除く)は、炎鵬らに並んで史上4位タイの記録となった。「緊張していたけど、途中から前に出られるようになった」と優勝が懸かった北の若戦も立ち合いから一気に出て勝負を決めた。

 場所前は師匠の鳴戸親方(元大関・琴欧洲)に稽古をつけてもらい、場所中の近大のOB会では先輩の朝乃山から「優勝しろ」と激励された。高校時代に対戦している大関・貴景勝は目標とする力士。さまざまな刺激を力に変えて結果を出した。

 ▽三段目優勝(7戦全勝) 元林(もとばやし=本名元林健治)東21枚目、大阪府東大阪市出身、鳴戸部屋。近大から19年夏場所初土俵。同名古屋場所の序ノ口、先場所の序二段に続く制覇。得意は突き、押し。1メートル78、172キロ。23歳。

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