日系2世ミサカ氏が死去 米プロバスケ「人種の壁」打ち破る 八村と面会しエールも

[ 2019年11月22日 17:00 ]

 米プロバスケットボールNBAの前身、BAAで1947~48年シーズンにニューヨーク・ニッカボッカーズ(現ニックス)で白人以外の選手として初出場した日系2世のワタル(愛称ワット)・ミサカ氏が20日にソルトレークシティーで死去したと母校ユタ大が21日に発表した。95歳だった。

 両親が広島県出身の日系2世。ユタ大時代に44年の全米大学選手権と47年の全米大学招待の優勝を経験し、同年のドラフトを経てニッカボッカーズ入り。4月に大リーグで初の黒人選手としてデビューしたジャッキー・ロビンソンに続いて身長170センチのガードとして11月に初出場。プレーは3試合ながら「人種の壁」を打ち破った。

 ニューヨーク・タイムズ紙はコート外で差別を経験したエピソードも紹介しつつ「パイオニアとして認められた」と故人の功績に触れた。地元紙ソルトレーク・トリビューンも「有色人種として初めてNBAでプレーした選手」と伝えた。

 ゴンザガ大時代の八村塁(現ウィザーズ)と面会した際には「彼には全てがそろっている。素晴らしいアスリートであるだけでなく、いい人柄にも見える。すごくエキサイティングだ」とエールを送っていた。(共同)

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