【玉ノ井親方 視点】白鵬の安定感 強さより“速さと柔軟性”

[ 2019年11月19日 08:31 ]

大相撲九州場所9日目 ( 2019年11月18日    福岡国際センター )

琴勇輝(右)を引き落としで下す白鵬(撮影・岡田 丈靖)
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 白鵬が先頭を切って勝ち越しを決めた。大関をはじめ上位陣がピリッとしない中で、その安定感は際立っている。ただ、横綱も絶対的な強さがあるわけではない。張り差しが目立つし、なかなか組んで取れない。相手を止めて勝つ強さというよりも、立ち合いのスピードの速さと柔軟な体を生かしたうまさで勝ち続けている印象だ。

 琴勇輝戦も立ち合いで当たった後にあっさり下がっているが、圧力をうまくかわして引き落としを決めている。ただ、相手が大栄翔のような体を密着させて前に出る馬力のあるタイプだったらどうなっていたか。

 それでも、賜杯に一番近い位置にいるのは間違いない。今場所、上位で対戦が残っているのは貴景勝、御嶽海、遠藤、阿炎の4人。横綱、大関の相次ぐ休場で一人横綱の重圧もかかるが、その分白鵬は誰にも負けない経験を持っている。  (元大関・栃東)

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