まるでジャパン!?オフロード&PRの器用なパス 4連覇天理大のつなぐ意識

[ 2019年11月17日 20:01 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第6節   天理大55―6同大 ( 2019年11月17日    皇子山陸上競技場 )

優勝を決めた天理大フィフティーン
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 W杯日本代表を彷彿とさせる美しいトライだった。天理大は後半18分、自陣22メートル付近からFB立見聡明(4年)が敵陣深くまでロングゲイン。最後はタックルを受けながら、左後方をフォローで走っていたCTB市川にオフロードパスでつなぎ、トライが生まれた。同大を31―6と突き放した。

 普段から、オフロードやバックフリップパスを、個人的に練習してきたという。そこに、華麗なパスワークで8強に進出した日本代表を見て「オフロードでつないでいたら、相手はディフェンスのリセットができないので優位になる」と重要性を再確認した。

 後半23分は、谷口、小鍛治の両プロップが展開に参加して軽やかなパスでつなぎ、WTB荒川のトライを生んだ。伝統の「つなぐ意識」が9トライの圧勝劇と、関西4連覇を生み出した。

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2019年11月17日のニュース