近鉄・トンプソン 日本代表メンバーとして初公式戦に登場、勝利に貢献

[ 2019年11月17日 16:58 ]

<近鉄・清水建設>出血した傷口が痛々しいトンプソン(撮影・井垣 忠夫)
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 ラグビーの日本トップチャレンジリーグ2019の第1週、近鉄―清水建設が17日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、近鉄が64―29で大勝した。近鉄の日本代表ロック、ルーク・トンプソン(38)がW杯後、日本代表メンバーとしては初めて公式戦に登場。試合開始から後半14分に途中交代するまで献身的なプレーでチームの勝利に貢献した。

 トップリーグの2部に当たるチャレンジリーグでは異例の5068人が詰めかけた。14年に及ぶ近鉄でのプレーでほとんど見ることのなかった大観衆を前に前半21分には激しいディフェンスで右眉毛の上に約2センチの裂傷を負った。38歳の“老兵”トンプソンが日本を初の8強入りに導いたW杯同様、献身的なプレーで大声援に応えた。

 「14年前、このファンは絶対ない。ラグビーの雰囲気が変わっただから。めっちゃ、うれしい。感動した」

 試合後はサインを求めるファンに一人一人、時間を掛けて丁寧に応じ、充実した自チームの開幕戦を終えた。

 既に今季限りでの引退を表明しているトンプソン。この日の動きを見た有水剛志ヘッドコーチからは「本当に今シーズンを最後にするのかなあ。みなさん(報道陣)から聞いてるだけで本人からは聞いてないので。体力的にはまだやれる」と現役続行へラブコールを受けたが「僕はイナフ(十分)」と苦笑い。引退後は母国ニュージーランドで牧場経営に当たる予定。既にセカンドキャリアに向けた計画は進行中だ。

 「花園でのラストチャンス。楽しみ。花園は特別な場所。最後の試合は絶対に勝ちたい」

 こうトンプソンが話す次戦は自宅に近い“聖地”花園での24日の豊田自動織機戦。

 「例年なら2500人くらいじゃないでしょうか。トンプソン効果が大きいんだと思いますねえ。ワールドカップでトンプソン選手の名前が連呼され、近鉄の、近畿のトンプソンが日本全国のトンプソンになりました。それに引退も重なって」と大阪府ラグビー協会の尼田勝彦理事長。花園での次戦は1万人超えを想定して準備を進める。

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