W杯余波 2000人の前で神鋼SH日和佐が貫禄 若手もアピール

[ 2019年11月17日 05:30 ]

 ラグビー・トップリーグの神戸製鋼が16日、神戸市内でNTTドコモとチャリティーマッチをし、28―17で勝利した。SH日和佐篤(32)が貫禄のプレーを披露した。

 反則を得ると素早くリスタートしてゲインし、相手をかく乱する場面が2度あった。14―7の前半、キックオフからのカウンターでWTB落合が左サイドを疾走。すかさずフォローに走り、落合―日和佐―落合―日和佐―井関とつながる美しいトライを演出した。スクラムで味方が押された後、ボールが出た瞬間に相手SHに絡んでボールを奪取するファインプレーもあった。

 リスタートで仕掛けたのは、「個人がランニングで頑張る」というテーマがあったそうで、「相手の裏には出られたが、どうやってオフロード(タックルを受けながらつなぐパス)でつなぐとか、不明確なままやってしまった」と、二手先まで読んだプレーを今後の課題とした。

 元日本代表のベテランが活躍し、若手も存在感を見せた。フランカーのナエアタがパワフルなアタックで大暴れして2トライ。CTBローレンスは突破で好機を作り、No・8マクカランは、NTTドコモのかろやかで破壊力あるアタックを、体を張った守備で防いだ。
 前半を28―7で折り返したところまでは良かったものの、メンバーが大きく代わった後半はノートライ。スクラムがかみ合わずに何度も何度も組み直し、多くの時間を消費した。

 主力の多くがメンバー外で、若手にとっては絶好のアピールの場だったが、こうした展開も重なってか、日本人の若手は首脳陣への売り込みのパンチ力に欠いた。また、W杯フィーバーの流れを受けて約2000人のファンが来場したが、後半はボールインプレーの時間が短く、見る方にも少々、我慢を強いられる展開になった。

 新シーズンは来年1月に開幕する。神戸製鋼は同月12日に、キヤノンと神戸ユニバー記念競技場で初戦を行う。昨季のMVP、SOカーター、W杯日本代表の山中、中島、ラファエレ、モエアキオラは既にチームに合流し、練習をスタートさせている。

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