【玉ノ井親方 視点】踏ん張った高安&貴景勝 故障抱える2大関の執念見えた

[ 2019年11月17日 09:39 ]

大相撲九州場所7日目 ( 2019年11月16日    福岡国際センター )

高安(上)はつきたおしで玉鷲を破る(撮影・中村達也)
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 高安は玉鷲に押し込まれたが、うまく下からあてがって押し返し、自分の力を出す相撲を取った。ここまで苦しい相撲を強いられていたが、玉鷲戦は執念が見られた。負けた相撲は脇の甘さや、攻めても足がもつれることがあった。痛めている左を使えずに歯がゆさはあると思う。そういったときは、立ち合いで体当たりでいくのではなく頭で当たるとか、パターンを変えていくことも必要。今場所は突き放して前に出て、感覚を戻していくのがいいと思う。

 貴景勝の相手の妙義龍はやりづらさがあるのか当たり切れていなかった。そこで貴景勝は前に出て勝った。この日のようにどんどん足から出ていけば本来の形になってくる。

 一人横綱の白鵬が踏ん張っているだけに、高安、貴景勝にも頑張ってもらいたい。2人とも故障を抱えているが、あとは気力の問題。どんどん圧力をかけるような相撲を取っていけば変わってくるはずだ。 (元大関・栃東)

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