八村は前半で15得点 7本のシュートをすべて成功 しかしキャバリアーズが15点をリード

[ 2019年11月9日 09:53 ]

キャバリアーズ戦前のウォーミングアップで体を動かす八村(AP)
Photo By AP

 ウィザーズの八村塁(21)が8日、地元ワシントンDCでのキャバリアーズ戦に開幕から8戦連続で先発出場。6日のペイサーズ戦では無得点に終わったが、この日は第1Qの2分27秒、ステップバックからジャンプシュートを決めて得点欄に「2」を書き込んだ。

 さらに3分27秒、マッチアップしていた球宴出場5回を誇るケビン・ラブ(31)の反則を誘って得たフリースローは1本成功。5分21秒にはアイゼイア・トーマス(30)のロングパスによるアシストを受けてゴール下でシュートを決め、このクオーターは6分47秒でベンチに下がるまで5得点を記録した。

 ウィザーズのスコット・ブルックス監督(54)はこの試合から、精彩を欠いていたアイザック・ボンガ(19)に代えてスモールフォワードのトロイ・ブラウンJR(20)を先発で起用。立ち上がりで2―12とされたものの、ベンチ勢が出始めた中盤から流れを変え、第1Qは26―30。しかしベンチ勢同士の対決となった第2Qの序盤ではキャバリアーズがリズムをつかみ点差は徐々に開いていった。

 八村は28―40で迎えた第2Qの2分42秒からコートに復帰。その16秒後にはトーマス・ブライアント(22)のペイント内でのパスを受けてダンクを決めた。残り1分41秒からは3本のシュートを立て続けに決めて前半だけでチーム最多の15得点を記録。フィールドゴール(FG)は7本すべて成功した。

 しかし流れを引き戻すことはできず、第2Qでは最大20点差。チームのターンオーバー数は前半で10を数え、前半での60失点以上は6試合連続で今季7回目となり、今季ロード3戦全敗のキャバリアーズに52―67と15点をリードされて後半を迎えることになった。 

続きを表示

この記事のフォト

2019年11月9日のニュース