【玉ノ井親方 視点】貴景勝、しっかり当たって前に出られれば勝機

[ 2019年9月21日 08:30 ]

大相撲秋場所13日目 ( 2019年9月20日    両国国技館 )

貴景勝(右)を上手投げで破る豪栄道(撮影・郡司 修)
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 やはり優勝への道のりは容易ではない。大関戦。貴景勝は少し立ち遅れて頭が低くなり過ぎた。8日目の御嶽海戦も同じように一度沈んで前に出ていく立ち合いだった。その再現を狙っていたのかもしれないが、両足がそろって、足が前に出なかった。右差し狙いの豪栄道に差し手は許さなかったものの、左上手を取られ頭を押さえつけられて根こそぎ投げられる形になった。

 これで4人が3敗で並び優勝争いは再び混戦になった。貴景勝はもう一度気を引き締め直して、立ち合いでしっかり当たって前に出る相撲を取り切ってもらいたい。そうすれば勝機は見えてくる。一方、豪栄道は気がついたら相手のまわしが目の前にあった感じだろうか。ただ、動きはいい。逆転優勝は厳しい状況だが、14日目も大関らしい相撲で御嶽海をトップから引きずり降ろして、土俵を盛り上げてほしい。(元大関・栃東)

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