歩夢、準決勝で海外の強豪に力負け…17位に終わり決勝進出ならず

[ 2019年9月16日 05:30 ]

スケートボード パーク世界選手権 ( 2019年9月14日    ブラジル・サンパウロ )

男子パーク準決勝で演技する平野歩夢。決勝進出を逃した
Photo By 共同

 東京五輪予選対象大会の今季最終戦を兼ねて行われ、女子は13歳の岡本碧優(みすぐ、Proshop Bells)が61・17点で初優勝し、今季予選大会3戦全勝とした。昨年覇者の四十住(よそずみ)さくら(17=和歌山・伊都中央高)が60・00点の2位、同2位の中村貴咲(19=木下グループ)は45・57点で8位。男子は夏冬五輪出場を目指す平野歩夢(20=同)が準決勝80・00点で17位に終わり、決勝進出を逃した。

 猛スピードで成長してきた平野だが、やはり決勝の壁は高かった。本場米国を中心とした海外の強豪に力負けし、予選と準々決勝では得点で上回っていた二刀流の好敵手ホワイト(米国)にもこの日は及ばなかった。1回目は準々決勝までと同様の演技構成で80.00点をマーク。2回目からは板を縦軸に回転させてから右手でつかむ「キックフリップ・インディー」に挑むはずだったが、ミスが出て大技にたどり着けなかった。

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2019年9月16日のニュース