村上、条件付きで東京五輪内定 4位で“アジア最上位”入り

[ 2019年9月16日 05:30 ]

サーフィン ワールドゲームズ(WG) ( 2019年9月15日    宮崎・木崎浜海岸 )

決勝で華麗なライディングを見せる村上舜(撮影・岡田 丈靖)
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 男子の村上舜(22)が4位となり、アジア最上位で、規定により条件付きで東京五輪の出場権を獲得した。本戦4回戦で敗れたが、敗者復活戦を10回戦から3戦勝ち上がり、決勝は11・74点で4位となった。

 ゾーンに入った村上はひと味違った。アジア最上位を懸けた、日本人の母を持つリオ・ワイダ(インドネシア)との敗者復活戦10回戦。「けさは人と話したくなかったし、顔も見たくなかった。それくらい他のことを考えたくなかった」と研ぎ澄まされた集中力を持って挑んだ一騎打ちは合計14・13点でワイダに2・49点差で勝利。アジアの頂点に立つと、そのままの勢いで敗者復活最終戦へ駒を進めた。

 待ち構えていたのは、WG開幕会見で「ぶっ倒したい」と宣言した“皇帝”ケリー・スレーター(米国)。「倒すって言っちゃったから、倒せなかったら恥ずかしい」と語り、試合では豪快なターンで7点台を連発。スレーターを1・57点差で抑え決勝へ進出した。

 競技の枠を外れて自由に世界の波に挑むフリーサーファーの一面を持つ。昨年までは五輪への気持ちは希薄だったが、「自分のやりたいことをやるために有名になりたい」と出場に意欲を見せた。

 ◆村上 舜(むらかみ・しゅん)1997年(平9)3月3日生まれ、神奈川県湯河原町出身の22歳。7歳から父の影響でサーフィンを始める。12年全日本選手権優勝、18年WG個人4位、団体で優勝。今年5月にジャパンオープン初代王者となる。左鼻にシルバーのピアスをいつも着けている。1メートル67、64キロ。

 ▽サーフィン東京五輪への道 国枠は「2」。出場要件は優先度の高い順に(1)プロ最高峰チャンピオンシップツアー(CT)で各国3番手以下を除く上位10選手(2)来年のWGで、既に(1)の要件を満たした選手を除く上位4選手(3)今大会でアジア、欧州、アフリカ、オセアニアの各最上位。CT年間7位に付ける五十嵐カノア(木下グループ)は(1)での出場が確定的で、村上は来年大会で(2)の要件を別の日本勢が満たさなければ、五輪代表に決まる。

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