【荒磯親方 真眼】貴景勝、完全に後の先 脳みそ対決制した

[ 2019年9月16日 08:45 ]

大相撲秋場所8日目 ( 2019年9月15日    両国国技館 )

御嶽海を一気に押し出した貴景勝(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 貴景勝の立ち合いは御嶽海を先に出させてから当たっていました。自分が100で当たり、相手には70しか出させない。完全に後の先。あれを考えてやっているのであれば脅威です。当たった後もしっかり両足で押し込んでいました。2連敗した相撲は下半身が安定していないところがありましたが、この日は御嶽海に何もさせませんでした。疲れも残らないし、理想の相撲。脳みその対決を制した感じです。場所前から10勝以上はできると見ていましたが、今も同じ考えです。

 御嶽海は立ち合いで強弱をつけられたことで頭の中が混乱し、次に何が来るか分からなくなってしまいました。脳が止まって体が止まり、最後は気が抜けたようになっていました。御嶽海も密着して相手の力を利用して寄っていくのが得意ですが、自分のやりたい相撲を貴景勝に取られてしまいました。そこが大関に上がった力士との違いでしょう。(元横綱・稀勢の里)

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「NBA」特集記事

2019年9月16日のニュース