NZに歴史的大敗で初4連敗…渡辺「日本代表として恥だと思う」

[ 2019年9月8日 05:30 ]

順位決定リーグ   日本81―111ニュージーランド ( 2019年9月7日    東莞 )

ニュージーランドに敗れ、肩を落とす竹内譲(15)、渡辺(12)、田中(24)、ファジーカス(22)ら
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 順位決定リーグO組で世界ランク48位の日本は、同38位のニュージーランドに81―111で屈した。5度目のW杯で開幕からの4連敗は初めてで、111失点は30試合目でワースト。膝の不安と体調不良を抱える八村塁(21=ウィザーズ)を欠く中、ファジーカス・ニック(34=川崎)がW杯の日本選手で1試合歴代最多となる31得点をマークしたが、歴史的大敗を喫した。9日は、最終戦で世界28位のモンテネグロと対戦する。

 言葉が出てこない渡辺の姿が、ショックの大きさを物語っていた。大敗の感想を問われると数秒、うつむき、そして重い口を開いた。「日本代表として、恥だと思う」。八村を欠き、5度目のW杯で初となる開幕からの4連敗、30試合目でワーストの111失点。不名誉な数字が並び、「現状はそれが日本の実力」と吐き捨てた。

 第1クオーター(Q)こそ29―29だったが、勝負になったのはここまでだ。8月の強化試合では1勝1敗だった相手に、第4Qには40点差をつけられるシーンも。「たくさん応援してくれる方もいて、代表合宿で落ちたメンバーがいる中で、絶対にやっちゃいけない試合だった。最後の方、向こうはずっと遊んでいた」。バスケットマンとして、これ以上ない屈辱だった。

 八村、渡辺と「ビッグ3」を形成してきたファジーカスは両チーム最多、日本選手のW杯1試合最多となる31得点と爆発。「塁がいなくなって攻撃のダイナミックさが変わる。ボールを触る機会も多くなるし、国際大会で30点取れることを証明したかった」。自身の出来には手応えを示したが、チームを勝利に導くことはできず、「ガッカリしている」と肩を落とした。

 9日は今大会の最終戦として、昨季NBAオールスターに出場したブチェビッチを擁するモンテネグロと対戦する。「いつも言っているんで説得力はないけど、切り替えてやっていきたい。このままでは日本に帰れない」と渡辺。全敗で大会を去れば、史上初。“ドリームチーム”のはずだった日本が、想像もしなかった悪夢の真っただ中にいる。

 ▼W杯の得点 過去、日本人の1試合最多は63年大会、カナダ戦で増田(現姓木内)貴史がマークした25得点だった。90年大会で韓国の許(ホ)載(ジェ)がエジプト戦で挙げた54得点が、大会歴代最多。また、五輪の日本人では72年ミュンヘン大会、スペイン戦での谷口正朋の39得点が、日本人の1試合最多記録となる。

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