レイカーズがセンターのハワードを獲得へ グリズリーズから契約の早期解約で移籍

[ 2019年8月24日 11:38 ]

昨季はウィザーズに所属したハワード(AP)
Photo By AP

 昨季ウィザーズに在籍し、その後グリズリーズにトレードされていたセンターのドワイト・ハワード(33)がレイカーズに移籍する運びとなった。グリズリーズでの契約の早期解約(バイアウト)の手続きが終わったあとに正式な移籍交渉に入るもようで、ハワードにとっては7季ぶりのレイカーズ復帰となる。

 レイカーズは今オフにウォリアーズからFAとなっていたセンター、ディマーカス・カズンズ(29)を獲得していたが、カズンズは膝のじん帯を断裂して今季の出場は絶望。ベテランのジャベール・マギー(31)がセンターとしてチームにいるものの、ペリカンズから獲得したアンソニー・デービス(26)はセンターではなくパワーフォワードとしての出場を望んでいるため、ビッグマンの補強が急務となっていた。

 ハワードは2004年のドラフト全体トップでマジックに指名されてNBA入り。レイカーズはこれで、レブロン・ジェームズ(34)とデービスを含め、ドラフトのトップ指名選手が3人(ジェームズは2003年、デービスは2012年)そろうことになった。

 ハワードは2012年にレイカーズでプレーして76試合に出場したが、プレーオフ1回戦でスパーズに4戦全敗で敗退。チームメートのコービー・ブライアントやマイク・ダントーニ監督(現ロケッツ)と衝突したと報じられており、わずか1年在籍しただけでロケッツに移籍してファンの反感を買っていた。

 皮肉にもレイカーズはハワード退団のあと昨季に至るまでプレーオフからは遠ざかり、ハワード自身も故障がち。脊椎を痛めていた昨季は9試合に出場しただけだった。

続きを表示

2019年8月24日のニュース