八村奮闘&渡辺復帰も日本は黒星 ニュージーランドに17点差で完敗

[ 2019年8月14日 21:11 ]

<国際親善試合 日本・ニュージーランド>第Qー、アバクロンビーのシュートを阻止する渡辺(左)と八村(撮影・会津 智海)
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 NBAドラフトでウィザーズに1巡目(全体9番目)で指名された八村塁(21)は14日、男子バスケットボールのW杯中国大会(31日開幕)に出場する日本代表(世界ランク48位)の一員として川崎スポーツ・文化総合センターで行われたニュージーランド(同38位)との親善試合第2戦に先発出場。2日に右足首を捻挫したグリズリーズの渡辺雄太(24)も戦列に復帰し、ニック・ファジーカス(34=川崎)を含めて日本の“ビッグ3”が勢ぞろいした。しかし試合は87―104(前半42―61)で敗北。13本の3点シュートを決められるなど、ディフェンス面で課題を残す結果となった。

 八村は第1Qの開始43秒にゴール下でシュートを決めて初得点を挙げると、2分27秒にはリバウンドをキープしたあと1人でレイアップに持ち込む「コースト・トゥ・コースト」で2本目のフィールドゴール(FG)を成功。相手の反則を誘ってフリースロー(FT)も1本決めて3点プレーを完成させた。7分36秒には第1戦で2本とも決めていた3点シュートを成功。第1Qだけで10得点を稼いだだけでなく、ニュージーランドのフィン・デラニー(24=2メートル0)がベースライン際を突破して試みたゴール下でのシュートをブロックするなど、守備面でも“ビッグプレー”を見せた。

 渡辺も第1Qの1分37秒に正面からのジャンプシュートを成功。足首捻挫の影響は見せなかった。FTも4本すべて決めて前半では6得点。しかしニュージーランドはマンツーマンに加え、随所で「1―3―1」のゾーン・デフェンスで対抗。日本に前半だけでターンオーバーを10回誘発させて流れを変えた。

 日本は前半だけで8本の3点シュートを決められ(試投19本)、戻りの遅さなどをつかれて61失点。第3Q途中で最大20点差をつけられながら、馬場雄大(23=A東京)の攻守にわたる活躍などでいったん8点差にまで縮めたが反撃もここまでだった。

 ニュージーランドにはFGを79本(成功39本)、3点シュートは37本(成功13本)も打たれるなど、シュートまで持っていかれるケースがあまりにも多く、結局3ケタの失点となった。2ケタ点差での敗戦は2017年11月27日のオーストラリア戦(W杯1次予選=58―82)以来。ターンオーバーも国際試合では致命的な14本を数えており、フリオ・ラマス監督(55)は「前半はほとんど相手にコントロールされたし、修正すべき課題は残されている」とコメントした。

 八村は結局、26分の出場でFGの成功は15本中6本(3点シュートは3本中2本)で19得点。ファジーカスは17得点、馬場はFT10本と3点シュート1本による12得点を記録した。

 なお日本日本代表は22日にアルゼンチン(世界ランク5位)、24日にドイツ(同22位)、15日にチュニジア(同51位)と親善試合で対戦。W杯1次予選の初戦(9月1日=上海)では、今月5日の親善試合で世界ランク3位のフランスを74―69で倒しているトルコ(同17位)と激突する。

 ▼八村塁 相手は自分に厳しいマークをしてきた。でも後半は切り替えることができた。前半負けているのはW杯でもあると思うし、いい練習ができたと思う。(初戦35得点も第2戦は19得点)

 ▼渡辺雄太 きょうは「出れればいいな」と思っていた試合。最初から(出場は)10分と決められていたけれど、みんなと一緒にプレーできて楽しかった。(捻挫から12日目。11分の出場で6得点もターンオーバーは3回)

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