魁勝、新十両昇進 元魁皇の浅香山部屋に初の関取誕生

[ 2019年7月25日 05:30 ]

元大関魁皇の浅香山親方(左)が育てた初の関取となった魁勝
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 日本相撲協会は24日、名古屋市内で大相撲秋場所(9月8日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、魁勝(24=浅香山部屋)と玉木改め朝玉勢(26=高砂部屋)の新十両昇進を決めた。再十両は彩(27)と青狼(30)の錣山部屋勢2人。年寄・安治川を襲名した元関脇・安美錦ら6人の引退も発表された。魁勝は元大関・魁皇の浅香山親方が14年に部屋を創設して初の関取。愛知県西尾市出身の魁勝は「信じられない。緊張しています」と笑顔を見せた。

 名古屋場所は西幕下4枚目で4勝3敗。番付編成を担当する審判部の浅香山親方自身、「上がると全く思っていなかった」と告白する。締め込みに化粧まわし、昇進パーティーと全てがこれからで「パーティーは場所前にやらないと。場所後だとプレッシャーになる」と話した。柔道経験はあるが相撲経験なしは師弟同じで「うち(の部屋)は基本的に素人の子が多い。他の力士の励みになる」と相乗効果を期待した。

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2019年7月25日のニュース