璃花子に届け!女子400Mリレー予選で日本新 エース不在も五輪切符獲得

[ 2019年7月22日 05:30 ]

水泳世界選手権第10日 ( 2019年7月21日    韓国・光州 )

<世界水泳光州2019・競泳初日>女子4×100メートルリレー自由形予選第2組、決勝進出を果たし東京五輪出場を決め笑顔を見せる(左から)白井、佐藤、青木智、大本(撮影・会津 智海)
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 水泳世界選手権は21日から競泳が始まり、女子400メートルリレー決勝で日本(青木智、佐藤、白井、大本)は3分36秒79で7位に入った。予選で3分36秒17の日本新記録をマーク。白血病で闘病中のエース池江璃花子(19=ルネサンス)の穴を一丸で埋めた。男子400メートルリレー予選で日本(中村、塩浦、松元、難波)は3分14秒16の全体9位で予選敗退。ともに上位12位に入り、20年東京五輪の出場枠を確保した。

 エースのカムバックを見据え、東京五輪での活躍舞台を確保した。女子400メートルリレー予選2組。第1泳者の大本里佳(22=イトマン)が100メートル自由形の自己ベストに0秒05差に迫る54秒21の泳ぎで3位でつないだ。青木智美(24=あいおいニッセイ同和損害保険)佐藤綾(25=新潟医療福祉大職員)白井璃緒(19=東洋大)も力泳し、3分36秒17の日本新記録をマーク。昨年8月に池江、酒井、青木智、五十嵐のメンバーが樹立した3分36秒52を0秒35更新した。全体5位で決勝進出。12位以内が条件の東京五輪出場枠を余裕を持って手に入れた。

 決勝はタイムを0秒62落としたが、粘って7位。200メートル個人メドレーを含めて1日4レースを泳いだ大本は「日本新を出して決勝に進むことが目標だった。達成できてよかった」とホッとした表情を見せた。今大会は白血病で闘病中の池江が不在。100メートル自由形で52秒79の日本記録を持つエースの離脱がリレーに及ぼす影響は計り知れない。今回メンバーの100メートル自由形の自己ベストは全員54秒台。53秒台すらいない中で奮闘した。

 15年から池江とリレーメンバーを組む青木智は予選前のアップ用プールで「今日は璃花子がいないんだ」と寂しさにさいなまれたという。気持ちを切り替えて結果を出し「昨年、一昨年は池江さんに頼った部分があった。今年は個々が力をつける年。これが池江さんの励みにもなれば」と前を向いた。池江は東京五輪を諦めずに治療を続けている。病床にささげる今大会競泳1号の入賞となった。

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