【玉ノ井親方 視点】照強 足腰の強さ、立ち合いの角度、何より顔つきがいい

[ 2019年7月19日 08:48 ]

大相撲名古屋場所12日目 ( 2019年7月18日    ドルフィンズアリーナ )

妙義龍を押し出しで破り、懸賞金を手に土俵をおりる照強(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 幕尻の照強が優勝争いに食らいついている。1メートル69、116キロの小兵だが、150キロを超える力士にも当たり負けしない足腰の強さを持っている。立ち合いで斜め下から当たっていく角度もいい。だから簡単に押されないし、その後の動きも速い。妙義龍戦は土俵際まで押し込まれたが、うまく回り込んで体勢を立て直し、右でおっつけながら前に出た。

 同じ小兵の炎鵬は立ち合いで一度沈んでから当たる動きをするが、照強は正攻法。厳しい師匠の伊勢ケ浜親方に教えてもらったことを稽古場で確かめ、本場所の土俵で実践している。最近は体も大きくなり自信も増したように見える。何より負けん気の強そうな顔つきがいい。何かをやってやろうという意識が表情に出ている。残り3日、これまで通りの相撲内容で勝ち続けていけば、千秋楽に何かが起きる期待感もある。(元大関・栃東)

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「NBA」特集記事

2019年7月19日のニュース