松山 2差から逆転狙うも7位、パット打ち切れず悔やむ

[ 2019年7月9日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 3Mオープン最終日 ( 2019年7月7日    ミネソタ州 TPCツインシティーズ=7468ヤード、パー71 )

最終ラウンド、3番でパーをセーブし、ギャラリーの声援に応える松山英樹
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 2年ぶりの米6勝目を目指し2打差の6位から出た松山英樹(27=LEXUS)は4バーディー、1ボギーの68で回り通算16アンダーで7位に終わった。小平智(29=Admiral)は7アンダーで58位。6月にプロ転向したばかりのマシュー・ウルフ(20=米国)が最終18番で逆転のイーグルを決め、通算21アンダーで初優勝。1打差の2位にブライソン・デシャンボー(25=同)とコリン・モリカワ(22=同)が入った。

 2打差から逆転を目指した松山は後半伸ばせず7位にとどまった。出だしの3ホールは1Wがフェアウエーを外すなど苦しんだが「1番のボギーだけで、後は切り抜けられたのが良かった」。5番パー4で2打目を1・2メートルにつけるなど前半に3バーディーを奪って上位に踏みとどまった。一気に勢いをつけたかったが、後半はチャンスを次々に逃し最終18番で右ラフから絶妙のアプローチでピンまで1・5メートルに寄せてバーディーも時既に遅し。「なぜか分からないが、ショートしがちだった」とパットを打ち切れなかったことを悔やんだ。

 優勝の可能性を感じながらのプレーで「少なからず(重圧の)影響はあると思う。精神面、技術面といろいろあるけど原因をしっかり探りたい」と結果を受け止めた。石川の3年ぶりの優勝を問われると、「別に、何も思わなかったです。別に話すほど、彼の実力がないわけじゃないので、別に話す必要もないでしょう」と独特の言い回しに終始した。

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2019年7月9日のニュース