一山&安藤MGCへ弾み ハーフ女子ワコール勢ワンツー

[ 2019年7月8日 05:30 ]

函館マラソン ( 2019年7月7日    北海道函館市千代台公園陸上競技場発着 )

1位でゴールする一山
Photo By 共同

 ハーフマラソン女子はMGC出場の一山麻緒(22)が自己ベストを25秒更新する1時間8分49秒で優勝。同じくMGCに出場する安藤友香(25=ともにワコール)が1時間9分47秒で2位となり、ワコール勢がワンツーフィニッシュした。男子はMGC出場の高久龍(26=ヤクルト)が1時間2分43秒で日本勢最高の2位に入った。

 ワコール勢が北の大地で躍動した。女子は4月のロンドンマラソンでMGC出場を決めた一山が2位の安藤を58秒上回る結果を残し「ロンドンから状態は良くなっている。もっともっとタイムを縮めたい」と意気込んだ。

 後輩にトップを譲った安藤だが、6月に走り込みすぎた影響もあっただけに「合宿で練習は積めているので、少しずつ手応えをつかんでいる」と冷静に振り返った。

 ワコールは一山、安藤に加えてベテラン福士加代子(37)の3人がMGCに出場する。タイプの異なる3人がお互いの良さを吸収しながら切磋琢磨(せっさたくま)しており、永山忠彦監督は「3人のミニバトルが楽しみ」と“化学反応”に期待した。

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