白鵬 名古屋場所出場へ 師匠明言、調整ペース上げ戦闘モード

[ 2019年6月30日 05:30 ]

熱田神宮で奉納土俵入りを行う横綱白鵬(右)。太刀持ちは宝富士
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 横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に出場する見通しであることが29日、分かった。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)がスポニチ本紙の取材に「出ます」と明言。この日は熱田神宮で横綱土俵入りがあり、部屋での稽古を休んだが「きのうまでガンガンやっていた」と調整ペースを上げているという。

 白鵬は優勝を42回に乗せた春場所千秋楽で右上腕二頭筋を断裂し、夏場所を全休。名古屋場所ではトヨタ自動車が従業員用施設として設け、サッカーJ1名古屋の練習場もある愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターに構えた部屋で調整を進める。宮城野親方は「こんないいところを借りた。優勝しないと」と恩返しの意味からも勝利で報いたい胸中を代弁。今後の課題に「重い人との稽古がまだ」と立ち合いで圧力のある力士の出稽古を求めた。

 朗報があった。日本国籍取得のため申請していたモンゴル国籍からの離脱をモンゴル当局が認めたことが前夜、判明した。モンゴル国籍からの離脱は日本国籍取得の条件で、外国出身力士が親方になるには日本国籍が必要。観衆5000人が見守った土俵入り後、白鵬は「一つクリアした状態。まだ始まったばかりですから」と慎重な受け答えに終始。ただ、現役引退後、角界に残って後進を育てる希望がまた一歩前進したことは間違いなく、宮城野親方も「前進してよかった」と喜んだ。

 横綱土俵入りでは弟弟子の西前頭14枚目・炎鵬(24)が露払いを務め「初めてで緊張していたみたい」と思いやった白鵬。「土俵入りしたから、いよいよという気持ちになってきた」と戦闘モードに突入していた。

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