男子3000障害・塩尻、予選で世界陸上参加標準記録突破「優勝して代表に」

[ 2019年6月27日 17:35 ]

第103回陸上・日本選手権第1日 ( 2019年6月27日    福岡市・博多の森陸上競技場 )

男子3000メートル障害予選 8分27秒25で1着となった塩尻和也(右)
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 男子3000メートル障害予選は2組に出場した塩尻和也(富士通)が全体のトップとなる8分27秒25で今秋のドーハ世界選手権の参加標準記録(8分29秒0)を突破した。4月のアジア選手権(ドーハ)では8分32秒25の3位とあとわずかに届かなかっただけに「予選から世界選手権を想定していた。(世界選手権代表に)内定しているわけじゃないので優勝して代表になりたい」と気を引き締めていた。

 塩尻はスタートから先頭に立つと中盤以降は独走状態でゴールした。29日の決勝に向け「走ってみて、もう少しタイムはのばせる」とのびしろを語った。

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2019年6月27日のニュース