朝乃山「こういう立ち位置になったんだ」 大村知事、河村市長と“2番相撲”

[ 2019年6月25日 16:59 ]

表敬訪問後、相撲を取り、大村秀章知事(左)のぶつかりを受け止める朝乃山
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 大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた稽古が25日、各部屋で始まり、夏場所で平幕優勝した東前頭筆頭・朝乃山(25=高砂部屋)は弟弟子に胸を出し、自身もぶつかり稽古を行う軽めの内容だった。愛知県蟹江町の稽古場で土俵祭りを行った影響もあり、それ以外ではすり足などで調整。その後、愛知県の大村秀章知事、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問し、自身の本格始動はまだだが県と市公館で両者と1番ずつの計2番相撲を取った。

 懐に飛び込み、必死の形相で押す大村氏には右を差してのすくい投げ。「知事はラグビー経験者でしたっけ?ガツンときた」。実はアメフット経験者だが、当たりの強さに驚きの表情を浮かべた。

 大村氏との懇談ではドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)が2025年度の利用開始を目指し、現在地の800メートル北の名城公園北園に移設新築される計画について説明を受けた。「今の2・5倍、大相撲だと1万1000人収容になります。両国国技館と同じキャパにしようと思う」との概要説明に「よろしくお願いします」と笑顔で応じた。

 懇談前、報道陣に対して「大外刈りを決める」と豪語していた河村氏は突き落としで返り討ちにし、「市長はそう簡単に投げられる人ではない。とっさに体が反応した」と苦笑い。立ち合いの瞬間、「骨が当たった」と顔をしかめたが、「ええ取組やったやろ?」との河村氏の問い掛けに「強かったです」と率直に応じていた。

 3場所連続優勝を目指した横綱・鶴竜(33)が1年前、両氏を表見訪問した映像はテレビで見て知ってはいたが、実際にそれを自身が行う立場になったことへの収まりの悪さはあるようで「こういう立ち位置になったんだ」と朝乃山は改めて、夏場所での初優勝を実感していた。

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