奥原希望、五輪選考レースへ静かなる闘志「意気込むことはない」 アジア選手権から帰国

[ 2019年4月29日 18:12 ]

奥原希望
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 バドミントンのアジア選手権(中国・武漢)を終えた女子シングルスの奥原希望(24=太陽ホールディングス)が29日、成田空港着の航空機で帰国した。同選手権は準々決勝で敗退となったが、「ケガなく帰ってこられてよかった」と振り返った。

 この日から1年にわたる20年東京五輪選考レースがスタートするが、奥原は「意気込むことはない」とあくまで冷静だ。4月23日付の世界ランキング2位の実力者は「(他選手に)研究されても怖がることはない。逆に楽しい」と、過去のデータの先を行く構えだ。次は、来月の国別対抗戦、スディルマン杯(中国・南寧)に出場する。

 平成生まれの奥原は16年リオデジャネイロ五輪で銅メダル、今年からプロ転向した。「人生24年間、平成だった。年号変わるのはさみしいけど、これがいい転機になれば」と語り「令和は令和でいろいろなことがあったと振り返られるよう、新しいことに挑戦したい」と前向きに話した。

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2019年4月29日のニュース