アジア選手権王者の桃田賢斗が帰国 「平成の締めくくりよかった」

[ 2019年4月29日 16:00 ]

バドミントンのアジア選手権から帰国し、取材に応じる男子の桃田賢斗
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 バドミントンのアジア選手権(中国・武漢)で2連覇を達成した男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(24=NTT東日本)が29日、成田空港着の航空機で帰国した。同大会の決勝では、同2位の石宇奇(シー・ユーチー、23=中国)を逆転で撃破。「平成は世界ランク1、2位の試合で勝つことができて、締めくくりはよかった」と振り返ったトップランカーは、新しく来る令和時代に向けて「悔いの残らない選択をしていきたい」と前を見据えた。

 この日から1年にわたる東京五輪選考レースが始まる。1発目となるニュージーランド・オープンには出場しないが、来月には国別対抗戦のスディルマン杯(中国・南寧)が待つ。「五輪レースが始まるが、やることは変わらない。試合の過ごし方や取り組み、感謝の気持ちを忘れない。このスタンスは変わらない」と冷静に語り、同杯に向けて「チーム・ジャパンとして勢いに乗って、その先も勢いに乗れるようにしたい」と意気込んだ。

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2019年4月29日のニュース